あした世界が終わるとしても
1月25日から公開されたアニメ映画『あした世界が終わるとしても』を公開初日に観てきました。オリジナルアニメらしいので前情報なく観ました。『がっこうぐらし』の上映時間が合わなかったので代わりに観た程度で正直全く期待はしていませんでしたが思ってた数倍良かったです。
『リアル鬼ごっこ』と『ブラック★ロックシューター』を混ぜた『ガラスの花と壊す世界』といったイメージです。良い意味でも悪い意味でもなく、単純にそう感じました。
あまりストーリーや辻褄を重視する人には向かないアニメだと思います。反対に、キャラの可愛さやアクションを重視する人は楽しめるアニメかと。
どう感想をまとめれば良いか悩んだので、いつもの如く箇条書きで。ネタバレもあるのでこれから見るって方は注意。
・「そろそろ世界終わるんじゃね?」の他人事感好き。
日本のどこかで災害が起こってもテレビ越しに見るとそのくらいの軽さですよね。そういったリアルな距離感が表れていると思います。
・「今日うちに泊まる?」「とにかく困ったことあったらちゃんと言ってね」って言ってくれる幼馴染の美少女欲しい。
お金持ちで可愛くて優しくて好感度めっちゃ高い幼馴染欲しい。
・「俺のこと嫌いなの?」
「別に嫌いってわけじゃないけど……」
「じゃあ好きってことじゃん」 の超理論私も使いたい。
フラれたときに使えますね、これ。こんなこと言ってくる男私だったら嫌ですけど。
・「一緒帰ろ」のところ、「一緒“に”帰ろ」じゃないのが可愛い。
琴莉の性格が表れている一言な気はするんですが、だからといって琴莉がどんな性格なのかは私には読み取れません。
・デートに誘う時敬語になるの好きだし、それに対して「はい!」って答えるのも可愛い。
幼馴染で良く家にまで行ったりする仲だけどそういうときだけかしこまっちゃうのが可愛いですね。真も琴莉も。
・琴莉の仕草全部可愛い。
・ピカデリー前での琴莉の横顔、唇がえっち。
・琴莉はプリクラ撮りなれてそう。
・告白を待つ琴莉の表情可愛い。
琴莉とデート、したいですね。この映画は琴莉が居るだけでも見る価値があったと思いました。琴莉が一番かわいいと思いました。この時までは。
・古谷徹が全部説明してくれた。
なるほどこういう世界観か……と考えていたら全部古谷さんが説明してくれたのでよかったです。説明する意味があったのかはわからないです。
・ミコちゃん可愛い。
・ミコちゃんの機械的な喋り方可愛い。
・ミコちゃんの戦闘くっそカッコイイ。
・ミコちゃん初登場の時怖かったのにすぐ可愛くなった。
・ミコちゃんが「来ないd」って言ったところ素でビクッてなった。
・真と琴莉のいちゃいちゃを眺めるミコちゃん可愛い。
ミコちゃん、やばい。可愛いが過ぎる。顔も仕草も性格も全てが可愛い。小動物。若干毒があるけれど誰よりもフィクサーのことを大切にしているのが可愛い。
・お風呂シーンだ。
琴莉が真の家のお風呂借りるのきっと初めてじゃないでしょうね。きっと着替えも真の家に予備を置いてると思います。勝手な妄想です。
・私もミコちゃんとフィックスしたい。
・私の気持ちをミコちゃんにつなげたい~♡
私とミコちゃんがフィックスしちゃったら私の考えが全部ミコちゃんに伝わっちゃうんですよね。ミコちゃんと一緒にお風呂に入りたいな~ミコちゃんぎゅーして寝たいな~ミコちゃんのお着換えのお手伝いがしたいな~が全部ミコちゃんに伝わった時、ミコちゃんはどんな反応をするんでしょうか。フィクサーである私の意志に従うのか、凄く冷たい目で見てくれるのか。
・リコの方がミコより年上に見える。
お姉さまって呼んでるしミコが年上ですよねきっと。妹のほうが年上に見えるっていいですよね。
・琴莉の寝癖可愛い。
可愛い。
・「へっ!? 誰?」ってところ可愛い。
寝てる間に敵が味方になってて、そもそも知らない子も増えてる立場になったらそんな言葉も出ますよ。
・琴莉が空気読めてるのか読めてないのかよくわからない。
誰よりも状況を把握出来てるんですけどね、琴莉。空気が読めてるからこその行動、良い。
・ちゃんと出るところから出るミコリコ可愛い。
出すとこ見せて欲しい。ミコリコの排泄物は人間のそれと違うのかっていう興味ですよ変な意味じゃないです。ミコちゃんリコちゃんの排泄シーン見せて欲しい。
・ミコリコ双子コーデ可愛い。
ミコリコを両サイドに侍らせて生きていきたいです。
・リコを通じてコトコも日常に混ざってるのが良い。
一番幸せな時間。彼女たちの笑顔を守らなくては……
・「バカなふりをしていますけど~」
ミコちゃん琴莉のことそんなふうに見てたの……? 辛辣。
・日常パートで将来の話をするのやめて。
平和な時間は続かないって感じして本当に怖い。やめて。
・「どうしよう、やっぱり怖いなあ」「真、助けて」
ずっと真を守ろうとしていた琴莉が最期の最後に初めて漏らした本心。真の立場になって考えても辛いですが琴莉の心情を思うと胸が苦しくなります。
・待ってやめてああああああああああああ
はぁ……
・リコは相対居ないから公女に向いてるのか。
なんでリコを次の公女に選んだのか公卿バカかよって思いましたけどリコを公女にする利点結構あるんですよね。
・アルマティックのデザイン大好き!
グロテスクなデザインで量産型な敵っていいですね。エヴァ量産型然り。アルマティックの外見は『パンズ・ラビリンス』のペイルマンみたいなイメージでした。動きもグロテスクで立体化したら買っちゃう絶対買っちゃう。大好物。
・日本終わった~
もう日本は終わりですね。ご愁傷さまです。想像以上に人が死んでいくアニメだ。
・決戦衣装のミコ可愛い。
・ミコが髪につけてるのは琴莉のピン留めかな?
普段の体のラインが良く分かる衣装も好きですけどこの衣装もいいですね。普通の女の子に見えます。(前の衣装でも普通の女の子にしか見えなかった)
・アルマめっちゃカッコイイ。
最初は悪役っぽい顔してたのに急にかっこいい顔になっちゃって……主人公かよ(?)。
・「私は、真のいる世界を守りたかったんだよ」
琴莉さん、マジヒロイン。聖母。真のために生きた女。
・真が前線に来た時のジン嬉しそう。
ジンの可愛さもこの映画の魅力だと思うんですよね。
・「凄い光景だなぁ」って高笑いするリコ
リコ……可愛かったリコを返せ! こんな極悪なことをさせるなんて公卿許せねえよ……
・泉重工は何者なんだ。
官邸から電話くるし転送技術もあるし二次大戦で転送装置を開発した企業なのかな?
・アルマの羽根カッコイイ。
・アルマティックの羽根が虫すぎる。
アルマは主人公機って感じがしますね。剣みたいな武器使いますし。対するアルマティックは見た目も羽音も完全に虫ですね。こういうのが良いんですよこういうのが。量産型に美しさなんていらないんです。
・「リコ、行きます!」のところのミコちゃん凛々しい。
ミコちゃん、頑張れ!
・「軽い、軽いですね! なぜあなたのような軽い意志で私に挑めるのですか?」
・「さらなる世界を手に入れるのですから!」
リコちゃんは完全に悪役ですね。マジキチスマイルでした。CVが水瀬いのりの性格悪い女の子はどうしてこうも魅力的なんでしょうか。水瀬いのりさんにはもっと性格の悪い女の子を演じ続けてほしいものです。
・公卿、馬鹿なの?
『アイドルマスターゼノグラシア』のカラスの最期を彷彿とさせる、あっさりとした幕引き。リコちゃんを囲んで脳細胞が破壊されていく公卿の姿は滑稽でした。悪役にふさわしい最期といえばそうなのかもしれません。
・戦いが終わるとピン留め無くなって髪型が戻ってるミコ可愛い。
私はどっちの髪型も好きだよミコちゃん♡
・ミコ、感情ありすぎる。
最初は感情がない感じの喋り方だったのに泣いて感情めっちゃありましたねこのシーンのミコちゃん。
・「これからも俺はお前だからな!」
ジンから真への信頼と言うか、繋がりと言うか、運命のようなものを感じました。ジンは可愛いですね。
・「私たちに意味を与えてくれて、ありがとう」
ミコちゃんはこの映画を見た意味を与えてくれました。ミコちゃんと出会えるというだけでもこの映画を見る価値があると思います。
・ラスト、劇場版艦これのラストを思い出した。
沈んだと思った如月が普通に居るやつ。まだこの映画の方が納得は出来るけれどそれでもそこは少しぼかしてほしかったかな、と。
・命のリンクを切ったから官邸の人たちも生き返ったんだろうか?
官邸全滅してるとは思えない程日本が普通に動いていたので琴莉と同じ感じなのかなーと思いました。琴莉と違って死んで間もないし肉体は残っていたのかと。
と、いうことで感想は以上です。
面白かったですが、なんだか納得のいかない部分やわからなかった部分も多いので減点方式で点数を付けると微妙かと思います。加点方式で考えると盛り上がるシーンやキャラクターの可愛さ、魅力で結構な高得点になるのではないかと。
『君の名は。』やジブリを求める人にはオススメしにくいですが『ポッピンQ』や『ガラスの花と壊す世界』が好きな方はきっと好きな映画だと思います。
なにはともあれミコちゃんです。ミコちゃんが可愛すぎて、辛い。映画を観終わってすぐアクリルキーホルダーを買いました。中身がランダムで全6種、ミコちゃん欲しさに5個買った結果 真 真 真 琴莉 ミコ でした。本当によかった。真3連発で出てきた時はその場で自害しようかと思いました。ミコちゃんが出てくれたので生きながらえました。命の恩人です。